ラクロスとホッケーの違いとは?ルール・道具・フィールドを比較表で解説

ラクロスとホッケーには、いくつかの違いがありますが、主に以下の3つが大きな違いとなります。

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ラクロス
相談室

ホッケーっぽいのは分かるけど、何が決定的に違うの?

1,フィールドの形状とサイズ:

項目 ホッケー(フィールド) ラクロス(男子) ラクロス(女子) アイスホッケー
競技エリアの形状 長方形 長方形 長方形 長方形(角が丸いリンク)
フィールド 人工芝(専用ピッチが多い) 天然芝 or 人工芝 天然芝 or 人工芝 氷(リンク)
フィールドの大きさ 縦91.4m × 横55.0m 縦約96〜100m × 横約48〜55m 縦約96〜100m × 横約48〜55m 国際規格:60m × 30m
北米(NHL):約61m × 約26m
ゴールの大きさ 高さ2.14m × 幅3.66m 約1.83m × 約1.83m(正方形) 約1.83m × 約1.83m(正方形) 高さ1.22m × 幅1.83m
ゴール位置 エンドライン上 エンドラインから内側 エンドラインから内側 エンドラインから内側
ゴール裏の使用 不可

※一般的な規格です。大会・カテゴリ・会場によって多少前後することがあります。

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ラクロス
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数字だけ見るとピンとこない…体感で言うとどれが広い?

ラクロスは、基本的に屋外で行われるスポーツです。
広いフィールドを使い、ゴールを狙って攻防を繰り返します。競技形式によって広さや人数は違いますが、全体的に走る距離が長い、スペースを使って展開する競技です。

ホッケーは、リンクやコートで行われます。
どちらも長方形の決められたエリアの中で、ボールやパックを運び、ゴールを狙います。ラクロスと比べると、よりラインや陣形がはっきりした攻防になりやすいです。

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ラクロス
相談室

ラインと陣形がはっきり=戦術が分かりやすい感じ?

2,ボールの特性

項目 ホッケー(フィールド) ラクロス アイスホッケー
名称 ホッケーボール ラクロスボール パック(Puck)
形状 球(ボール) 球(ボール) 円盤状(ディスク)
材質 硬質プラスチック 硬質ゴム 硬質ゴム
サイズ感 小さめのボール テニスボールに近いサイズ感 手のひらサイズの円盤
転がり方 よく転がる(地面を滑らず転がる) 転がる(芝上でも転がる) 滑る(氷上をスライド)
弾みやすさ 弾みやすい 弾みやすい 弾みにくい
当たると… 痛い(硬い) 痛い(硬い) かなり危険(非常に硬い)
主な扱い方 スティックで打つ/押す(ドリブル) スティックで運ぶ+投げる/打つ スティックで打つ(ショット)
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ラクロス
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同じ“硬い”でも、当たり方の怖さが違うんだね…。

ラクロスボールは、ゴム製で硬めの小さなボールです。
スティックの網でボールを保持できるため、走りながら運んだり、パスやシュートを空中で行ったりと、立体的なプレーが生まれます。スピード感がありつつもキャッチ→投げるが前提の競技です。

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ラクロス
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投げられる=空中戦があるのがラクロスの魅力か。

ホッケーは競技によって異なり、

  • アイスホッケー:硬い パック(円盤状)
  • フィールドホッケー:硬めの ボール
    を使います。基本的にスティックで“打つ・押す・運ぶ”動きが中心で、ラクロスのようにスティックで掴んで投げる感覚とは別物です。
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ラクロス
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ホッケーは“地上でコントロール”が基本って覚えればOK?

3,ルールとプレーのスタイル:

項目 ホッケー(フィールド) ラクロス(男子) ラクロス(女子) アイスホッケー
プレーの基本 スティックでボールを打つ/押す キャリー+パス+ショット キャリー+パス中心 パックを滑らせて展開
体の接触 基本NG 基本OK NG 基本OK
スティックの接触 危険な接触は反則 チェックOK 制限あり スティックでの妨害OK
オフサイド なし あり あり あり
得点の入り方 ボールがゴールラインを越える ショットがゴール内に入る ショットがゴール内に入る パックがゴールラインを越える
プレー再開 ボールを出した相手側 近い選手のチームが再開 近い選手のチームが再開 フェイスオフで再開
試合のテンポ 地上のパス回し+セットプレーが多い 切替が速く、フィジカルも含めて展開が速い 展開は速いが、接触制限でプレーがクリーン 交代・切替が非常に速い
装備の傾向 すね当て・マウスガード等(防具は比較的軽め) ヘルメット等の防具が多め ゴーグル等(男子より防具は少なめ傾向) フル装備に近い(防具が多い)
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ラクロス
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男子と女子で“別競技レベルに違う”ってこともあるんだ…。

ラクロスは、スティックの網でボールをキャッチして運び、パスを回してゴールを狙います。
相手のスティックをチェックしたり、体を当てて止めたり、ボール保持者を止めながら攻守が切り替わるのが特徴です。空中のパスや、裏への展開など「縦・横・高さ」を使った戦術も多いです。

ホッケーは、基本的にスティックでパック(ボール)をコントロールしながら攻めます。
特にアイスホッケーはスケートによる超高速の展開が特徴で、フィールドホッケーはパスワークと位置取りで崩す色が強いです。

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ラクロス
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アイスはスピード、フィールドは崩し…って違いがあるんだね。

ラクロスの場合、ホッケーとは違い “スティックでボールを持てる” のが大きなポイント!
つまり、ただ打ち合うのではなく、キャッチして運んで投げる ことで相手を動かし、スペースを作って崩していく競技なんです。

いかに相手守備をずらして、いい形でシュートまで持っていけるかが勝負のカギになります。

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ラクロス
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守備をずらす→いい形でシュート、って流れで見ると理解できそう。

 

スティックやボールの違い

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ラクロス
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見た目は似てるけど、使い方が違うなら選び方も変わるよね。

ラクロスのスティックやボールも、他競技の道具(ホッケーなど)とパッと見は似ていますが、以下のような違いがあります。

・スティックの重さ

項目 ホッケー(フィールド) ラクロス(男子) ラクロス(女子) アイスホッケー
重さ 中くらい 軽め〜中 軽め やや重め
重さが変わる要因 素材(カーボン比率)・長さ・形状 シャフト素材(アルミ/カーボン)・長さ シャフト素材・ヘッド形状 素材(ウッド/カーボン)・ブレード形状
重さのメリット 打球が安定しやすい 操作が速い/パス・ショットが振り抜きやすい 操作がしやすい/スティックワークが軽快 パックのコントロールが安定/当たりに負けにくい
重さのデメリット 重いと手首が疲れやすい 軽すぎると当たりに負けやすい場合も 接触には強くない傾向 重いと疲れやすい/振り出しに慣れが必要
初心者の選び方 まずは標準〜軽め。握りやすさ重視 軽めシャフト+標準ヘッドでOK(扱いやすさ優先) 軽めでOK。操作しやすい長さを優先 標準でOK。重さより“しなり/握り”が大事
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ラクロス
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重さは“正解”じゃなくて、プレースタイルで変わるんだ。

ラクロススティックの重さはバリエーションがありますが、一般的には 300〜500g前後 が多いです。
プレーヤーの好みやプレースタイル(ポジション)によって、軽さ重視・安定性重視など、異なるタイプのスティックを選択することができます。

一方で、ホッケーのスティックは競技にもよりますが、ラクロスより 細身で軽め〜同程度 のものが多いです。
ただしラクロスはスティックの先端にヘッド(網・ポケット)があり、ボールを“保持して運ぶ・投げる”前提の構造なので、同じ重さでも操作感がかなり変わります。
安定したキャッチやパスのために、スティックのバランスや取り回しが重要になります。

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ラクロス
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網(ヘッド)がある時点で別物ってことね。

・ポケット(網)の特性:

ラクロススティックのポケットは、ボールをキャッチしたときの衝撃を受け止め、ボールを落とさず保持しながらプレーするために設計されています。
ポケットの深さや張り具合、編み方にはさまざまなタイプがあり、プレーヤーの好みやプレースタイルに合わせて調整することができます。

一方でホッケーのスティックには、ラクロスのような網は基本的にありません。

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ラクロス
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だから“保持して投げる”じゃなくて、打って運ぶんだ。

そのため、ボールやパックは「保持して投げる」よりも、打つ・押す・運ぶ ことが中心になります。
ラクロスは、ボールを素早くリリースしたり、フェイントを入れたりするために、ポケットの調整がプレーの質に直結します。

ラクロスは、下記のような先端に網が付いたラクロス専用スティックを用いて行います。

ラクロススティックは、先端のポケットでボールをキャッチして保持できるため、初心者でも「投げる・取る」の感覚をつかみやすいのが大きなポイントです。
また、ポジションによってスティックの長さが変わるため、自分の役割に合ったものを選ぶことでプレーしやすくなります。

 

ボールの違い

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ラクロス
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ボールのサイズって、キャッチのしやすさに直結しそう。

スティック以外にもボールにも違いがあります。ラクロスボールと(フィールドホッケーなどの)ボールの主な違いは以下の通りです。

1.サイズ:

ラクロスボールは小さめで、直径は 約63〜64mm 程度です。

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テニスボールくらいって言われるとイメージしやすい!

しっかり握れるサイズ感で、スティックのポケットに収まりやすく、キャッチやパスがしやすいように作られています。

ホッケーのボールも近いサイズ感ですが、競技によってはパック(アイスホッケー)のように形状がまったく違う場合もあります。
ラクロスは空中のパス・キャッチが多いので、ボールのサイズと重さがプレー感に影響します。

2.反発力:

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跳ね方が違うと、拾い方やミスの出方も違いそう。

ラクロスボールはゴム素材で、適度な反発力があります。
地面や体・スティックに当たっても極端に跳ねすぎず、パスやキャッチ、ショットの安定性を出せるようになっています。

一方で、ホッケーはパックを使うため、反発というより 滑りやすさ・スピード感 が特徴になります。
フィールドホッケーのボールは硬めで転がりが良く、地上での操作(ドリブルやパス)を前提とした反発感になっています。

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ラクロス
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反発じゃなく“滑る”が主役なのがパックなんだ。

ラクロスとアイスホッケーのボール違いを左右半分で比較したイラスト(左:ラクロス、右:アイスホッケー)

次へ:『ラクロスを始める際に最低限必要な道具とは?

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ラクロス
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違いが分かったら、次は“自分が始めるなら何買う?”だ。

 

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ルール→費用→道具の順で読めば迷わなさそう。

 

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